2025 年度より、多子世帯の大学授業料無償化（国が定める一定額まで授業料、入学金を無償とする制度）が始まります。この制度の多子世帯の対象となる方は、所得制限なく授業料等の減免を受けることができます。

具体的な申込方法や必要な手続き等の詳細は現時点では発表されておらず、2025 年2 月頃に文部科学省より発表される見込みです。そのため、新入生の皆さまに詳細をお知らせできるのは、2025 年3 月下旬頃の予定です。

※個別に申込方法等をお問い合わせいただいても、現時点ではお伝えできる情報はございませんのでご了承ください。

授業料減免額は年額70 万円（春学期35 万円、秋学期35 万円）です。また、減免が適用される範囲は「授業料」と「入学金（新入生の場合）」に限られます。学費が完全に無償化される制度ではありませんのでご注意ください。

授業料等減免を受けるためには、本学が指定する期間内に申請する必要があります。自動的に減免される制度ではありませんので、支援を希望される方は必ず期限内に申請してください。申請時期は4 月、採否が判明するのは7 月の予定です。

多子世帯の要件を満たすかどうかの判定は日本学生支援機構（JASSO）がマイナンバーを通じて行います。大学側では多子世帯の要件を満たすか判定はできません。扶養状況は原則として申請時点で確定している前年以前の12 月31 日時点の住民税の課税情報によって行います（2025 年4 月の申請時→2023 年12 月31 日時点の情報）。なお、アルバイト収入が多く生計維持者の扶養から外れている場合など、子どもとしてカウントされないケースもあり得ます。

JASSO 奨学金に高校等を通じて予約をしている場合、「令和7 年度大学等奨学生採用候補者決定通知」に多子世帯の要件を満たすことが確認できた方は、同通知書にその旨が記載されています。詳細は採用候補者書類に同封されている「採用候補者のしおり」をご確認ください。