公務員志望の学生たちが、将来役立つよう地方自治の理論と実践を結ぶ教育を行っています。

2006年まで横須賀市役所で実際に、情報公開などの条例の整備や、住環境の保全と都市開発の調和の取れた街づくりに携わっていた出石稔教授。その経験と知識を生かし、地方自治や行政法の科目を担当しています。授業では理論や法律を学ぶだけでなく、自治体の首長を招いて話を聞いたり、役所を見学したりして、地方自治に対する理解を深めています。例年、ゼミ生は県内の市町村を訪問し、ヒアリング調査を実施。大学の講義では得られない貴重な体験となります。調査の依頼から日程の調整、質問、報告書の作成まで、すべて学生が自主的に行動することで、社会人力が身につきます。地方分権が進む今、地方の時代を実現するため、自治体職員の能力の向上が期待されています。出石教授の座右の銘は、一生懸命と一所懸命。「自分のいる場所で、自分にできることに、懸命に取り組んで」と学生にエールを送ります。

Profile

法学部法学科 出石 稔 教授(いずいし みのる)

鳥取県生まれ。横須賀市役所に20年以上にわたって勤務し、条例の制定などに関わった。2007年から関東学院大学の教壇に立つ。後身の育成に取り組むとともに、行政機関の委員として地方自治に関わり続ける。著書に『政策法務事典』『自治体政策法務』(ともに共著)など。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。