建築と環境との共生をテーマに、企業や諸外国と一緒に研究を行っています。

建築は、全体を大きなシステムとして総合的にデザインする学問。私の専門は、水まわり空間と環境設備のデザイン。生活空間の中で、水まわりはCO₂の排出量が多く、省エネ、節水、節湯、ゴミ処理などで地球環境の負荷を低減させ、衛生的で快適に保つ必要があります。具体的には研究室に併設した27mのシミュレーションタワーを使ってビルの給排水システムの性能評価などを行い、設備を実体験しながら学生たちと研究を進めています。
私の研究は企業との共同事業が多く、超高層ビル『あべのハルカス』の生ゴミ処理システムは、竹中工務店と取り組みました。その他、UR都市機構、大成建設、TOTO、積水化学などとの共同研究や、諸外国との共同研究も進行中で、その研究成果は学生が国際会議で発表しています。学生たちを、より実践的、実学的な学びの場へ導きたいと思っています。

Profile

建築・環境学部建築・環境学科 大塚 雅之 教授(おおつか まさゆき)

静岡県生まれ。東京理科大学大学院理工学研究科修了後、建築設備コンサルタントで研究・開発に携わった後、1996年に関東学院大学に着任。ゼネコン、エネルギー会社、機械メーカーとの研究開発に取り組む。著書に『基礎からわかる給排水設備』(共著)など。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。