王制・君主制の研究は、過去だけでなく未来の国際情勢を知る上でも重要です。

私の研究は、イギリス近現代の政治外交が中心となりますが、柱が3つあります。1つは、二大政党や議会政治がどう発展してきたのか、というイギリスの国内政治史。2つ目は、16世紀後半のエリザベス1世の時代に、弱小国であったイングランドを世界の大国へと発展させた外交史。そして、もう1つが、王制・君主制の研究です。世界に約200の国がある中、王制の国はわずか27カ国。イギリスのエリザベス女王のように君主が今も強い力を発揮する国もありますから、王制の研究は今後の国際情勢を知る上でも重要です。
2015年度から国際文化学部がスタートします。比較文化学科ではカリキュラムを充実させ、ポルトガル語などを学べる神奈川県立国際言語文化アカデミアとの連携や、社会人受講生の増員により、多文化共生に根ざした授業を行う予定です。学外へ見聞を広めるきっかけを、と期待しています。

Profile

国際文化学部比較文化学科 君塚 直隆 教授(きみづか なおたか)

東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科修了。神奈川県立外語短期大学で教壇に立った後に、2011年に関東学院大学へ。イギリス王室に造詣が深く、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の中継など、マスメディアでの解説にも積極的に取り組む。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。