学生の視点によるプレゼンテーションが学会で高い評価を受けました。

ソーシャルメディアの普及により、現実の人間関係をそのままオンラインに持ち込んで会話 や情報共有することが当たり前になっています。学生にはインターネットの危険性と可能性を理解した上で、ひるまず安全に活用する術を学んでほしいですね。
私のゼミでは、学生自ら問題を見出して調査を行い、その成果を積極的に学会で発表しています。2015年は情報社会学会の年次大会に参加し、「LINEは誰とつながるツールなのか」という発表でプレゼンテーション賞を受賞しました。これは、会ったことのないLINEの友人を持つ利用者が想定より多いとの調査結果を基に、トラブルに巻き込まれる原因等を考察したもの。データの見せ方や質疑応答が高く評価され、学生たちも自信を深め たようです。調査や研究は個々の自主性に任せていますが、問題の着眼点など「そう来たか!」と感心することも多く、その成長を実感している毎日です。 

 
 ソーシャルメディア利用における実名とアイデンティティの再定義
LINEやFacebookといったソーシャルメディアでは、特に若い世代で「実名」を名乗る割合が増えています。インターネット上に展開される日常において、実名とアイデンティティはどう結びつき定義されるのか。その実態を調べ、安全かつ有益なコミュニケーションにつなげる研究をしています。

Profile

人間共生学部コミュニケーション学科 折田 明子 准教授(おりた あきこ)

横浜市生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科にて博士(政策・メディア)を取得。慶應義塾大学大学院特任講師、米・ケネソー州立大学客員講師などを務めた後、関東学院大学へ。インターネットにおけるプライバシーの問題などについて研究を進める。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。