自動車を素材に、機械の成り立ちを理解し、実践を通して、ものづくりの真髄を学びます。

追求心や探究心など、ものづくりに携わる技術者としての素養を身につけ、共同作業を通して、チームで協調して作業のできるエンジニアを育てます。
フレッシャーズプロジェクト「自動車技術調査」の授業では、自動車の部品の分解、組み立てというプロセスを通じて、各装置の機能を理解していきます。
ここで最初に学ぶのは、どんな小さな機械部品にも一つひとつに役割があり、不要なものは1つもないということ。「企業」は無駄をつくりません。個々の機能を追求することが、ものづくりの基本になっているのです。6名という少人数のクラスを二つに分け、興味を持ったテーマに沿って調査、発表を行います。問題提起、解決策の提案などのステップを経て機械技術の奥深さを実感し、チームワークやリーダーシップの重要性を体験します。
学生は、企業の求めるQCD(quality=品質、cost=コスト、delivery=納期)の3つを、バランスよく満たすものづくりの考え方を身につける必要があります。将来、設計、製造、整備など、どの分野に進む学生にとっても「本来の意味での良い図面を描けるかどうか」という点で、ものづくりの知識は重要です。自動車は1台が出来上がるのに、何千人もの手がかかります。それぞれの仕事は一連のつながりをもつとともに有機的に絡み合っています。
自らのセクションのことだけでなく、広く俯瞰できる視点をもち、最適な答えを導けるような考え方を育んでほしいと思います。

Profile

理工学部助教 内山 光夫

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。