一貫校の特性を生かした教育現場での体験を通して、優れた保育者・教員を育成します。

「遊び」は、子どもにとっては大切な「学び」。照沼准教授が学生たちと取り組むアトリエプロジェクトには、生きた教材が豊富にあります。子どもたちの斬新なセンスや一瞬のきらめきを受けとめ、保護者と共にあゆむ新しい保育者育成の場として、地域からの期待も高まっています。
「関東学院六浦こども園」の1階、陽のさんさんとふり注ぐ園庭に面したアトリエに、2〜6歳の子どもたちの歓声が響きます。
木の実や端材をボンドで貼りつけてトンボを作ったり、子ども用のこぎりを片手に段ボール工作に格闘したりする男の子。女の子はハサミを器用に使い、アクセサリー作りに夢中です。
「危ないからといって、それを隠さないこと。子どもたちが危険なことを学ぶには、実際に使って、好奇心が満足することで納得し、使い方を知りたくなる経験が大切です」。
そう語るのは、当園で5年間に渡りアトリエプロジェクトを展開する照沼晃子准教授。アトリエが子どもたちにとっての日々の楽しみ、という声を受け、月〜木の週4回のペースで学生スタッフ3〜4名と午前中の保育時間に、子どもたちに創作の場を提供しています。これから保育の現場で働こうという学生にとっても、この時間は貴重な体験の場です。
「保育者養成の過程で、在学時から実践で学べるのは、一貫校ならではの連携と信頼関係があるからなのです」。
子ども本来の個性に気づき、保護者を支援することのできる保育者に育ってほしい、と照沼准教授は学生たちにエールを送ります。

Profile

教育学部准教授 照沼 晃子

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。