特に障害者福祉を考える上で、体験型講座は学生たちの積極的な学びへの第一歩となるはずです。

2014年10月、金沢文庫キャンパスでは、障がい者が楽しめるスポーツを体験する講座が開かれました。講師は、陸上競技でバルセロナ・パラリンピックに出場した千葉祇暉さん。福祉関連の会社を経営するかたわら、スポーツを通して障がいのある子どもたちの可能性を伸ばそうとさまざまな活動をされています。
この日参加したのは、現代社会学科の1年生~3年生までの48名。千葉さんの講演を聞いた後、実際に体育館で車いすバスケットを体験しました。一般の車いすに乗る機会はあっても、ほとんどの学生はスポーツ用に乗るのは初めて。「思ったように体が動かせないもどかしさ、不自由さがわかった」「今後の福祉を考えるいい機会になった」など、受講後の学生たちからはたくさんの感想が寄せられました。
この講座を企画実施した麦倉泰子准教授は「耳で聞いて頭で理解すると同時に、体験的理解を深めることで、積極的な学びへの第一歩を踏み出せるはず」と手応えを感じたよう。
「今後も体験型講座は定期的に行いたいです」。

Profile

社会学部現代社会学科 麦倉 泰子 准教授(むぎくら やすこ)

東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。障がい者福祉を専門に研究し、事故や病気などでの脳損傷による後遺障がいを持つ人々の社会復帰支援にも積極的に取り組み「障がい者やその家族と寄り添って、社会復帰を支援していきたい」と、思いを語る。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。