自然豊かだった昭和30年代のふるさとの記憶を絵屏風に残すことで、地域の文化を継承します。

風光明媚な土地として知られる葉山町。この町で、かつて人々が自然と共生しながら暮らしていた当時の様子を、絵屏風に仕立てるという活動に、人間環境デザイン学科の学生たちが2013年から参加しています。
地元・木古庭町内会や上山口町内会と、葉山の森を有する大和ハウスとの連携で行われているこのプロジェクト。住民への聞き取り調査をもとに、昭和30年代の自然や暮らし、人々の営みを、大きな1枚の風景として描く大仕事です。「情報をどのようにまとめ、統一感のある絵屏風として仕上げるのか。すべてが手探りで、実践を通した学びですね」と、指導する兼子朋也准教授と淡野哲専任講師。
「何も情報がなかったのですが、この地に長く暮らすお年寄りの話や写真から少しずつイメージを膨らませました。当時の子どもたちの遊びや、自然の中で人々が助け合う様子を聞くだけでも楽しかったです」と4年生の中尾睦美さん。この活動に携わり、文化を継承する大切さを知り、視野も広がったそう。絵屏風は、2015年3月の完成予定です。

Profile

人間環境学部人間環境デザイン学科4年 中尾 睦美さん

神奈川県横浜市立東高等学校出身
スタッフナインハット株式会社に就職内定

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。