商店街活性化というテーマによって、地域の潜在力を発掘します。

中小企業のビジネスモデル研究を専門とする福田敦教授は、中小企業診断士としても活躍し、地域社会の要ともいえる数々の企業や商店街とも深く関わってきました。
「ここ最近、高度成長期に一時代を築いた世代のリタイアが多く見られます。高齢化や世代交代により忘れられつつあるオーラルヒストリー(取材による史的考察)を、実施する作業が今こそ必要と考えます」。
授業では、商店街になじみの薄い学生に、まず商店街がどんな存在なのか、客と店との関係性、地域での役割など、実際に現地に足を運んで調べ、交流を深めるよう指導。
2014年の夏には、横須賀市上町商店街連合会と経済学部が教育研究活動と商店街活性化のための連携・協力に関する協定を結びました。イベントの手伝いや調査を通して、若い世代からの提案に期待している福田教授。
「与えられてやるのではなく、何事も楽しみながら取り組んでほしい。私は目標に向かう学生の背中を押してあげるだけですから」。地域社会と学生を育む眼差しは同じです。

Profile

経済学部経営学科 福田 敦 教授(ふくだ あつし)

東京都生まれ。東京都産業労働局勤務を経て、2002年に関東学院大学へ。京浜エリアの中小企業の活性化などを目的とした研究をつづけ、地域の企業家とも活発に意見交換を行い、積極的に地域貢献に努めている。2014年には経済学部長に就任。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。