木を使って大型建築物を建てよう、という夢を実現できる技術者を育てたい。

木造建築と言うと、これまでは住宅が主でした。しかし近年、環境問題の観点からビルやマンションなどの大型建築物も、木質材料で建てようという動きが活発化しています。
建築構造学を専門としている神戸渡専任講師は、木質材料の構造的特色を理解すると共に、既存の建築技術も理解した上で、建築現場で活躍できる技術者の輩出を目指しています。そのため神戸ゼミでは「まず現場を見せることが一番」と考え、学生には共同研究する住宅メーカーの研究機関で、会社の新人研修と同じプログラムを体験させているそうです。
「企業の研究実態はもちろん、現場の本音に触れることで、信頼できる構造性能の研究や、デザインの発想にも広がりが出るはずです」。
また日頃から、「将来多くの人から教えを乞うであろう学生には、あいさつから始まるコミュニケーションの大切さ、笑顔の大事さも知ってほしい」と語る神戸専任講師。社会に出てからの物怖じや引っ込み思案は、本人が損をするばかり。学生時代のうちに、笑顔で接する訓練を、とアドバイスします。

Profile

建築・環境学部建築・環境学科 神戸 渡 専任講師(かんべ わたる)

新潟県生まれ。信州大学大学院工学系研究科修了。東京理科大学に勤務後、2013年に関東学院大学へ。住宅メーカーと共同で木質構造などの研究に取り組み、「木質構造により、大規模な構造や耐震構造を、学生とともに実現していきたい」と熱く語る。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。