震災の現場に行って、自分の目で見なければ、わからないことがたくさんありました。

東日本大震災が発生したときには、高校からの帰宅途中だったという長谷川明希さんは「その時は、何が何だかわかりませんでした。テレビを見ても現実感がなかったですし」と、あの3月11日を振り返ります。
関東学院大学では、毎年夏に有志の学生たちが宮城県南三陸町に復興支援のボランティアとして訪れます。大学に入学して震災ボランティアの募集を知った長谷川さんは「高校時代は行動に移せなかったけれど、今なら」という思いで応募しました。
2013年の夏、学生たちは草刈りや、仮設住宅に暮らす子どもたちと遊んだり、現地の方と交流会を開いたりと積極的に活動。交流会では、被災した人たちから多くの体験談を聞いたという長谷川さん。
「現地へ行って、はじめて知ることだらけでした。区長さんが『どんな災害でも、自分の命は自分で守る覚悟が必要』というお話をしてくださいました。この話を、まわりに伝えていくのが私の役割だと思います」。
「来年も南三陸の人たちに会いに行きたい」と話す長谷川さん。東北の人々と学生たちとの交流は、まだまだ続いていきそうです。

Profile

人間環境学部現代コミュニケーション学科1年 長谷川 明希さん

神奈川県新栄高等学校出身

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。