日本の看護の現状が母子ケアのすべてではありません。海外の状況を学ぶと、モチベーションが上がります。

坂梨薫教授は母性看護学が専門で、女性の人生で大きな出来事である妊娠、出産、子育てにおける母子のケアを教えています。2013年8月、坂梨教授は学生たちと韓国の産後ケア施設、助産院、病院を視察しました。
「韓国は産後ケア施設が日本よりも普及しています。核家族化が進む中、産後はしっかりと養生しなければならないという考え方が伝統的にあるため、親に代わってケアしてくれる施設が必要なのです」と坂梨教授は話します。
学生たちは、現地では施設の利用者の家族に話を聞き、帰国後は日韓の比較を大学祭で発表するためさらに勉強して、産後ケアの重要性に対する理解を深めたようです。参加者の池田絵莉奈さんは「ケア施設でお母さんたちが安心して過ごしている姿が印象的でした」と実感していました。「看護に携わる者は何よりも人に対する優しさが求められます。本学の学生は素直な人が多く、将来良い看護師になると信じています」と話す坂梨教授です。

Profile

看護学部看護学科 坂梨 薫 教授

 

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。